どのくらい我慢すればいいの?
宝塚観劇に際して、
客席に座る位置についての問題は、
常にクローズアップされる課題ですが、
今回、どうしても納得がいかなくて、
一回きりにしますので、記事に書かせて頂きたいと思います。
よく、前の方があまりに大きな方で、
視線が遮られて困った、という話を聞きますが、
(大きい方自体は、決して悪くないのですよ、念のため)
最近、私もどうしても、どうやっても全く前が観えない状態の時がありまして……
むしろ、二階席だったら、ある程度大きな方でも、段差があるので、
まるっきり観えない、ということはないのですが、
一階の後ろの方で、さらに限りなく横の方だと、
段差はないし、明らかに顔ひとつ分くらい大きな方だと、
どうあがいても中央部分を挟む舞台の2/3くらいが全く見えない状態になってしまうのです。
もちろん、銀橋に出てきても観えません。
舞台の両端だけをずっと観ていなければならない状態で、
やはり、少しは真ん中も観たいじゃないですか。
背はきちんと椅子に付けたまま、
少しだけ左右に頭を動かして、
真ん中を観たんです。
それも、後ろの方に悪いな、と思いながら、遠慮がちに、
一幕のうちの、ほんの少しの時間だけですよ。
そうしたら、休憩時間に、多分私に向かって言っているのでしょう、
これ見よがしに、
「上演中は、回りの方のご迷惑になりますので、
頭を左右に動かさないでご覧ください」
と、看板を持った従業員が回ってきたのです。
私だって、そんなことしたくありませんよ。
自分が動かすことによって、後ろの方にどれだけ迷惑がかかるか、だってよくわかっています。
だから、頭は動かしたくないんです。
でも、少しは動かさないと、観たいところが、全く観られずに終わってしまうので、思い余って仕方なく動かしたんです。
一体、どうしたらよいのでしょう!?
S席の高い値段を払って、不運だったために、何も観られずに帰らなくてはいけないのでしょうか。
私だって、前の方が、おしゃべりするために横に動いたり、
何もないのにしょっちゅう頭を揺らす方などには、腹が立つことがあります。
でも、前の方が大きすぎて、全く舞台を観られない、ということは、多分後ろの方にもわかるでしょうから、
そういう時には、お互いに譲り合って、
少し動くことくらい許して頂けると嬉しいな、
と感じた次第です。
休憩時間を終えた後、二幕は、全く微動だに出来ませんでしたよ。
また、言われたら嫌ですからね。
お陰で、楽しみにしていた舞台は、全く観えず、楽しめず、
その時間が、ストレスだけで終わりました。
お互い、譲り合いの精神を大切に、
これからも、楽しく、ストレスなく、観劇を楽しみたいと思っています。
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