最近、ブログ界隈で、永久輝せあさんの話題がとても多いのを感じます。

色々なポスター画像等が出てきて、

他の組はたくさんの方がポスターインしているのに、

花組は、正規の二番手になるであろう永久輝さんの扱いに、

ポスターインがないどころか、

待遇がちょっと渋すぎるのではないかと……

大方の意見はそのように見受けられます。

今まさに、永久輝せあさんの大切な言葉が掲載された雑誌も出ていて、

それを読む限り、本当に性格の良い、素晴らしい人格の持ち主のように思います。

四年前、雪組から花組に組替えされた時、

大きな大きなビザの冠を背負っての異動だったので、

そりやぁ表にはそれほど出さなかったかもしれませんが、

元々の花組生にとっては、面白くなかったのではないでしょうか。

特に、劇団一の伝統ある花組ということで、組子のプライドも半端ない中、

(私はそのプライドは大変素晴らしいものだと思っておりますが)

いわゆる「よそ者」が来た感が漂っていました。

二番手として明日海りおさんが、異動してきた時もまるっきりそうでした。

大変なご苦労を経て、見事に、立派過ぎるくらいのトップさんになられた訳ですが、

今回、ただビザの冠を背負って来ただけでも相当大変なのに、

水美舞斗さんの羽根問題、存在が、それに輪をかけて、さらに居辛い立場になってしまった。

もちろん、ご本人たちは、そんなこと考えもせず、

和気あいあいと楽しく、舞台を一生懸命努めていたと思いますよ。

でも、端から見たら、水美さんが可愛そう、結局、専科に異動になっちゃって……

という雰囲気だったと思います。

その矛先は、何の罪もない永久輝さんの方へ……

でも、水美さんのディナーショーも大成功に終わり、

次の作品も願ってもいない「ME AND MY GIRL」という思い出の作品の主演に決まり、

ああ、水美さんも良かったね、となり、

晴れて、永久輝さんが二番手になることを、誰もがもろ手を上げて祝える雰囲気になったところで、

実はまだ、別箱含め、二番手として、波線上もポスターインも達成されてない、

となれば、どうして？どうして？永久輝さんが、可愛そう……

と、判官贔屓の日本人としては、大いに盛り上ります。

劇団は、多くの宝塚ファンの反感をかうことを、おそらく一番恐れているでしょうから、

今のこの状態は計算通り、最高の結果なのではないでしょうか。

元々、私は永久輝さんが、大好きですし、

水美さんにも幸せになって頂きたい、と常々思っておりましたから、

全て良き結果に落ち着いたのではないかと、思っております。

これで、次の公演から、永久輝さんが二番手大羽根を背負っても誰も文句は言わないでしょうし、

むしろ、待ってました、と大喜びでしょうし、

ぐいぐいと強い二番手として上げていくのではないでしょうか。

そして、思うのは、

やはり、永久輝せあさんは劇団に愛されているなあ、

でした。

輝かしい未来を期待しています。

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