集団リンチなんかでは絶対にない
文春がまた過激な題名で読者を煽るような内容の記事を出してきました。
「リンチ」とは、明らかにその人をぼこぼこにしてやろう、という強い意志があって成り立つものだと思うので、
(想像ですが……)
今回のお名前のあがっている方々は、決してそんなこと、微塵も思っていなかったと思います。
「いじめ」に関しても、結果的には、そういう形になってしまったかもしれませんが、
ご本人たちは、絶対にいじめようなんてことを思っていた人など一人もいなかったと思います。
お一人お一人にちゃんと聞き込み調査をして頂きたいです。
皆さんきっと、宙組を良くしたいから、新人公演を立派に成功して欲しかったから、こその言葉だったと思うのです。
ただそれが、指導しているうちに、ああもして欲しい、こうもして欲しい、と、どんどん気持ちがヒートアップしていって、それに伴い、言葉もエスカレートしていって、罵倒となってしまったのではないかと思っています。
怒られて怒られてさらに伸びる人もいれば、
怒られて怒られて、そうやりたいのに出来ない自分がいて、言われれば言われるほど、どんどん落ち込んでいき、
一杯一杯になってしまい、最後には……となってしまう人も……
絶対にそんなことがあってはならない、
人間、悲しいかな、自分の性格はどうしようもなく、
本当に責任感が強く、真面目過ぎる人に限って落ち込みやすい。
だから、上に立つものが下級生を指導する場合、
・どんなに頭にきても、決して感情的にはならないこと、
・自分のその時の気分をぶつけないこと、
・言葉を選んで傷つけることは言わないこと、
・相手の性格を把握してそれに合った指導の仕方をすること、
が大切だと思っています。
今の上級生たちもきっと、散々厳しい指導という名の説教を受けてきた人たちだと思います。
それを乗り越えて今の立場がある。
だから、それを下級生にも同じように(今回は行き過ぎもあったように思いますが……)することが、組を良くするために良いことのような錯覚をいだいていたような気がします。
心の奥には、いじめよう、なんてことは微塵もなく、ひたすら、組のために良かれと思ってやっていた行動だと思います。
が、それが、あまりにエスカレートし過ぎてしまったのではないかと……
亡くなられてしまった生徒さんには、今さら何を言っても取り返しのつかないことなので、本当に残念で仕方がありませんが、
これからの改善点として、下級生を指導するときには、上記に挙げたことを必ず守って頂けたなら、
「いじめ」と言われてしまう指導もなくなるのではないかと思い、提案致します。
宝塚の調査が、どういう結論になるかはわかりませんが、
今回の事実をしっかりと明らかにして、
これからの改善点をしっかりと提起して頂いて、
絶対にこのような悲惨な悲しい出来事が二度と起こりませんように、お願い申し上げます。
亡くなられたAさんのプロフィールの「好きだった役」の欄に、
「夢千鳥」の竹久松香
「シャーロック・ホームズ」新人公演のメアリー・モースタン
と書かれてありました。
新人公演は多分問題の天彩峰里さんのお役だと思います。
夢千鳥も、天彩さんとの共演の舞台です。
本当にヘアアイロン事件で物凄く傷ついていたり、相手の方を心底憎んでいたりしたら、
絶対に「好きだった役」には書かないと思います。
故意ではなく、もうそこはお互いに和解しているからこそ、好きだった役に書いたのだと思いたいです。
だからこそ、余計に、今回のことは残念でなりません。
劇団にはもちろん、いち早くきちんとした対応を取ってもらいたかったですが、
皆が少しずつ気を付ければ、このような結果にはならなかったのではないか、と悔しくて悔しくて仕方ありません。
宙組はまたもトップが狙われています。
真風さんといい、芹香さんといい……
やっとトップになり、お祝いモード全開の中での出来事で、
残念で残念で仕方ありませんが、
どうぞ文春の記事などには負けずに、強く強く生きてください。
待っているファンがたくさんいることを忘れないでください。
もしよろしければぽちっと
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