舞空瞳、代表作?
星組「ME AND MY GIRL」の配信を観ました。
宙組事件以来の初めての宝塚、
自分でもどういう風に感じるのか、とても不安な思いでいましたが、要らぬ心配でした。
ものすごく楽しかった。
久しぶりに何も考えずに大笑いして、でも切なくて泣いて、最後は最高にハッピーな気持ちになれました。
やはり宝塚は最高です。
暁千星ビルは、面白くて楽しくて、何と言ってもサリーに一途で温かくて最高でした。
ビルの良さが全て顔から身体から滲み出ていて、ビルがそこに明らかに生きて存在していました。
明日はジョン卿になるなんて信じられない。
それくらいピッタリでした。
水美舞斗ジョン卿も、しぐさや細かい表情までジョン卿そのもので、
落ち着いていて優しく、慈愛に満ちていてとっても素敵でした。
これまた、明日ビルになるなんて信じられない。
最後のご挨拶で、ありちゃんが、
「明日はまた違うバージョンですので、そちらもご覧になってください」と挨拶していましたが、
その時マイティーと見合って「まだ緊張するよね」「そうそうまだ慣れないよね」と二人で言い合っていました。
これだけ重要な役の役替わりは本当に大変だと思いますが、お二人とも素晴らしいですね。
極美慎さんの美しいこと、
天華えまさんのジェラルド感がすごかった。
歌もとってもお上手で、流石はこの作品が大好きなことはあると感激しました。
小桜ほのかちゃんも、マリアになりきっていて素晴らしかった。
でも何より感動したのはサリー役の舞空瞳さん。
今までなさった役ももちろん良かったですが、
この役は間違いなく舞空さんの最高の当たり役、代表作になるのではないでしょうか。
そのくらいピッタリとはまっていて、明るさの中に悲しさがあり、笑顔の中に涙があり、
一幕の最後のパーティーの場面と、「顎で受けなさい」の歌の場面では、涙なしには観られませんでした。
今まで、ちょっとおおげさなお芝居が少し苦手だったのですが、(ごめんなさい)
サリーはその全てがピタリとはまっていました。
本当に素晴らしい娘役さんになられましたね。
礼真琴さんの分まで頑張って星組を引っ張っていこうとしているのかもしれませんが、
なんか覚悟のようなものまで感じられて、むしろこの先のことが心配になるくらいでした。
まるで娘役の集大成のような素晴らしい出来でした。
フィナーレも、物凄く素敵でした。
天華さんと小桜ほのかちゃんの歌の何と上手いこと、
マイティーと極美慎さんのデュエットダンスの何と素敵なこと、
舞空瞳さん中心のラインダンスの可愛いこと、
マイティーとありちゃんのダンスの色気爆発が半端ないこと、
舞空さんのソロダンス、もっともっと観ていたいほど素晴らしかったし、
その後のありちゃんとのデュエットダンス、
まるで夢を観ているかのような王子さま、お姫様感が胸にひしひしときました。
舞空さんの、ありちゃんに抱きついた時のあの世界一幸せそうなお顔、
本当に素敵でした。
全てが素晴らしくて、何もかも忘れて幸せな気持ちになれました。
やはり宝塚は、私に夢と希望と勇気をくれる最高の場所です。
これからも永遠に応援していきます。
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