削除続出、宙月の組替えはどうなるか?
何かが変わるかと思って期待していた宝塚側の会見も、
旧体制のまま、何も変わらない状態、
むしろご遺族側との関係が最悪になってしまった。
ここが宝塚歌劇団の新しく生まれ変われるチャンスだったと思うのに、本当に残念です。
宙組で加害者とされる方々 (やめられた方々も含め) を追求するSNSはことごとく削除され、
「宙組は悪くない、これからもこの体制でいく」
の一点張りで通すおつもりのようです。
パワハラについての反省も全くなし。
10月7日の段階で、何の調査も始まっていないにも拘わらず、
「パワハラはありません、被害者も加害者もいません」
と言い切った劇団ですから、
どんなに詳しい調査をしたところで、結果は同じだったのでしょうね。
むしろご遺族の方々を逆撫でするような会見になってしまったことが、残念で残念でなりません。
昔から、上級生から下級生への厳しい指導が行われていて、
その伝統の中で素晴らしい舞台を作ってきた、だから、どんなに理不尽な厳しい指導でも、それに耐えて頑張らなくてはならない、ということなんでしょうけれど、
遺族側の弁護士さんもおっしゃっていたように、それは一時代前、二時代前の話なのです。
私も古い人間ですから、根性論は大好きですが、
今の世の中、もうそれでは通用しないのです。
演出家の宮本亜門さんも、
「昔は演出家も怒鳴る、蹴るは当たり前だった。でも、今は海外での仕事を見てもそんなやり方は通用しない、そんな一昔前のことをやっていたら世界から取り残されてしまう」
とおっしゃっていて、
世界はとっくに変わっているのに、宝塚だけが取り残されたようにいつまでもいつまでも昔の根性論でやっていたら、本当にそのうち、入学する人もいなくなってしまうし、誰からも相手にされなくなってしまうのではないでしょうか?
彼女が、ちょうどその狭間になってしまって、耐えられないほどの苦痛を背負ってしまったような気がします。
指導をすることは大切ですが、人それぞれ器量もありますし、これ以上言ってしまったら危ない、というのを上に立つ立場の人間だったらよくよく考えてその場その場で臨機応変に対処できなかったのでしょうか?
パワハラになるほどの厳しい指導はやはり指導とは程遠いと思います。
本当にもう二度とこんな悲劇が起こりませんように、劇団も上級生も反省するところはきちんと反省して、
これからは、その人その人に合わせた適切な指導を心がけて頂きたいと思います。
組替えも止めて頂きたいですが、劇団の様子だと予定通りやるのですかね?
きよら羽龍さんは来年2月1日付で宙組にいく予定ですが、
来年4月からは研7になります。
まさに新人公演長の期、
成績が良さそうですから、長の期の長になるかもしれません。
恐ろしや、恐ろしや……
でも、現在 (誰も辞めなければ、ですが) 宙組の研6は6名いますので、
きよらさんが入って7名です。
しかも大変頼りになりそうな真白悠希さんがいらっしゃいますので、
皆で協力して頑張って頂きたいです。
そして、今年の12月25日付で天彩峰里さんが月組にやってきます。
(組替えが本当に実行されれば、です)
月城かなとさん、海乃美月さんの退団公演「消え残る想い」から合流するということですが、
月組も戦々恐々ですね。
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