先日、大劇場の公演中に、舞台トラブルのために45分くらい舞台が止まった、という話を聞きました。

その後、縣さんが素敵なアドリブで何事もなかったかのように舞台は続けられた、ということでした。

その理由についてはその場では何のアナウンスもなかったそうなので（ただ、舞台トラブル、というだけで）

とても心配していましたが、多分音声とか装置とかのトラブルなのかな？と勝手に想像していました。

ところが、昨日辺りから漏れ聞こえてくる情報ですと、

その中断の理由が、雪組トップスター彩風咲奈さんが、過呼吸になっていたという……

本当にびっくりしました。

そして心配で心配で……

礼真琴さんのこともありますし、こんなにすぐに復帰されて大丈夫なのでしょうか？

組子の皆さんもさぞかし心配されたことと思います。

彩風さんは、

「一旦全部の公演を中止して、皆が同じ方向を向いて考えるべきだ」

と劇団に談判に行ってくださったくらい正義感の強い方です。

どれほどの悲しみや葛藤を心の中に抱えて舞台に立っていたことでしょう。

それでも待っているファンのために、力の限り精一杯舞台を務めていてくださって、

そのお心を考えると泣けてきます。

今回の公演を観られた方々はどなたも大絶賛されていました。

深い心の奥底を封印して、笑顔で舞台に立たれていたのだな、と思うと胸が締め付けられます。

どうぞ無理だけはなさらないように、

（と言っても無理に無理を重ねているのだと思いますが……）

と願うしかありません。

彩風さんはもちろんのこと、他の組子の方々もとても心配です。

どうぞ皆で助け合って、雪組一丸となって、13日の千秋楽まで頑張ってください。

頑張って、とも言いたくない状況ですが、

でも、頑張ってください。

いつでもどんな時でも、心から応援いたしております。

そして、東京までの束の間の時間を、心も身体もゆっくり休められるといいですね。

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