ご遺族の記者会見のショック過ぎる内容
7日の11時からの雪組公演が急きょ中止になり、大丈夫か、と思っていたら、
すぐに15時30分からの公演はやるというニュースが入りました。
体調不良ということでしたので、こんなに早くて本当に舞台に立てるのかしら、と気が気ではなかったのですが、
見られた方々が、皆さん元気に生き生きと演じていらっしゃった、と言っていたので、
まずはひと安心しました。
でも、無理だけはしないように、劇団様、よろしくお願いしますよ。
そして、宙組問題のご遺族の代理人弁護士さんの記者会見を拝見しました。
まずはご遺族の方のお気持ちを読まれて、胸が締め付けられるほど痛くなりました。
どうぞ劇団もご遺族の方々のお気持ちに寄り添って頂きたいと心から思いました。
質問にもひとつひとつ丁寧に答えていて、結局二時間近くかかっていましたね。
さらに聞きたい方は廊下でも質問を受け付けますよ、とおっしゃっていて、凄いエネルギーだと感じました。
やり手、とは聞いていましたが、
その内容に、凄まじい本気度を感じました。
しっかりと証拠を揃えて、劇団に叩きつけて、(送ったのですが)
「これでもパワハラを認めない、ということは許されないでしょう」
という勢いでした。
12月の後半に話し合いをするそうですが、もしここでパワハラを認めないなら、
あらゆる手段を講じて対策を考える、とおっしゃっていました。
複雑な事案ではないのだから、パワハラを認めて謝罪することなんて、簡単に出来ることだと思うのに、
どうしてこんなにも認めないのか、次も認めないなら、その理由を聞きたい、
少しだけとか、半分とかしか認めないと言うなら、それはこちらも黙ってはいない、
長期の紛争になるだろう、と言われました。
謝罪は、当事者はもちろんのこと、
阪急ホールディングのトップである角氏にも当然してもらわないといけない。
でも、まずはトップである角氏がちゃんと出てきて会見をしてもらいたい、と。
そして、パワハラを認めた後には、本公演の他に課せられた過重労働の時間(新人公演のお稽古など)をしっかりと計算して、それを払ってもらう。
16万くらいの低賃金で、過重労働させられ、経費も自前で持ち出しになっている、
いくら望んでやっていることとはいえ、芸術系の女工哀史と言っても過言ではない、
あのやけどを大したことない、と言う看護師のいる診療体制も改革してもらわないと困る、
でもこれらは全てパワハラを認めて謝罪した後の話になるが……
と、やる気満々でした。
若くから洗脳されて、異常な空間の中で行われていることが問題である、と。
あまりにもショックな内容に、これから宝塚は一体どうなってしまうのか、とただただ不安になりました。
もちろん今のままではいけない、ということはわかっているつもりでしたが、
そこまで言われなければならないのか、
この世界を大好きな人たちがたくさんいるのです、と言いたい気持ちで一杯になりました。
でもご遺族も弁護士さんも、
パワハラを認めて謝罪さえしてくれたら、
宝塚をなくそうとか、公演を中止してくれ、なんてことは一言も言ってない、(元々最初から言っていない)
むしろご遺族も宝塚がずっと輝き続けて欲しいと思っている、そうです。
それを聞けて、少しは安心しました。
この弁護士さんは、10月7日に行われたあまりにご遺族のことを無視した宝塚側の会見を見たご遺族側が、
これではあまりに酷い、ということでお願いしたらしいです。
やはりあの会見は大失敗でしたね。
12月後半のお話し合いが、最悪の結果になりませんように、
どうぞ良い結果で終わりますように、ただただ祈ることしか出来ません。
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