関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

トップスターの負担



宝塚の中で、なんと言っても、体力的にも精神的にも一番大変なのはトップスターだと思う。



宝塚に入団すると、まず、皆でロケットダンスをする。


たった(と言ってはいけないが)10数分皆で踊るだけでも、


死に物狂いでお稽古して、それでも合わずに、寝る間も惜しんで練習すると聞きます。



もうこれ以上大変なことはないだろう、と思うくらい厳しいお稽古をして、


やっとのことで初舞台公演を乗りきって、そのあと各組に配属されると、


研7まで、さらに大変な新人公演のお稽古が待っている。


新人公演は本公演とは別物だから、


本公演のお稽古中には練習をしてはいけない、と聞いたことがあります。


今回の宙組の悲しい事件が起きてしまったのは、そのお稽古の仕方にも原因があったように思っています。


そこからしてやはり間違っていたのではないでしょうか?


挑戦の場であり、芸を磨くための訓練の場なのですから、


本公演と同じくらいの比重で、最初からお稽古時間をきちんととってやるべきだと思います。



これから雪組も星組も、新人公演をなさると思いますが、


どうぞ今までのような無理なスケジュールではなく、


いち早く改革して頂いて、朝早くとか、夜遅くではなく、


上級生も混ざって皆でお稽古していけるような環境にして頂きたいと思います。


そうしたら、長の期の負担も随分軽減されるのではないでしょうか……




新人公演時代もそれはそれは大変だと思いますが、


なんと言っても、トップの近くになればなるほど、


その大変さはさらに想像を遥かに越えるものになっていくような気がします。



トップスターともなると、


10分のラインダンスどころか、お芝居もショーもほとんど出ずっぱり、


台詞の量たるやとんでもないですし、


ダンスも歌の量も比較にならないほど多い。


そんなに大変な中、しかも自分のことだけでなく、


組全体のことをいつも考えて、組子一人一人のことをいつも心配して見守っていて、


本当に一人の人間が出来る量を優に越えています。




礼真琴さんはお元気になられて復帰されたようで安心しましたが、


彩風さんも (ナウオンで少し疲れているように感じましたので)


どうぞどうぞお身体には気をつけて頑張って頂きたいと思います。



そして、支える組子の皆様も、どうぞ皆で分けあって協力して頑張って頂きたいです。


(雪組のナウオンで朝美さんが、彩風さんや皆のことを本当に気使っていて、心から良い方だなぁ、と思いました。でも、むしろ気を使いすぎてご自分がまいらないようにと、とても心配になりました)



今日の雪組公演は無事に終われたようで安心しましたが、


明日の雪組大劇場千秋楽も無事に最後まで公演出来ますように……


そのあと、東京公演まで、ゆっくりとお休み出来るといいですね。



そして、千秋楽後の発表があるのかないのか (多分あるのではないかと思っておりますが)


緊張しながら待ちたいと思います。







もしよろしければぽちっと

どうぞよろしくお願いいたします