明日から雪組の大劇場公演が再開されますね。

無理をしていないか、など心配は続きますが、

千秋楽まで最後の二日だけにはなってしまいましたが、

それでも再開されることは本当に良かったです。

和希そらさん始め、沙羅アンナさん、琴羽りりさん、の退団者の皆様が、

千秋楽に大劇場の大階段を降りてご挨拶出来るということは、

ご本人たちにとってもかけがえのないことだと思いますので、本当に良かったです。

事実としては知っていましたが、どうもそらちゃんが宝塚を辞めてしまうなんて、

今までどうにも実感がわかなかったのです。

ひょっとして間違いなんじゃないか、

夢の世界での話ではないか、

と希望も込めて思っていました。

でも、雪組公演の「ナウオンステージ」を見て、はっきりとそれが現実なんだと思い知りました。

彩風咲奈さんも、朝美絢さんも、そらちゃんの退団に対して、

「どうして？何で？本当に？」

と、はっきり口には出しませんでしたが、明らかに残念過ぎる、というご様子でした。

朝美さんの「そらちゃんの舞台に勇気をもらっていた」という言葉に、

「ありがとうございます」と深々と頭を下げていたのが印象的でした。

みんながそらちゃんの退団を惜しんでいると、

ちょっと困ったような泣き出しそうなお顔になって、

今にも「退団するのを辞めます」と言いそうになるのを、

ご自分でも必死に我慢している表情が見えました。

きっと迷いに迷われて、それでもご自分のやりたいことに向かっての決断だったと思いますので、

本当に残念で仕方がありませんが、温かく受け入れたいと思います。

最後に退団者に向けてトップさんから花束を渡すところ、

(いつもナウオンに出られている方には最後に花束を渡すのですが)

雪組カラー(緑)に身をまとったトップのさきちゃんが、

これまた雪組カラーの花束をそらちゃんに渡していたところを見た時は、

本当にそらちゃんは退団しちゃうんだ、と急に実感として押し寄せてきて泣けてきました。

「センセーショナル」の舞台から雪組生となり、

今回まで約二年、

センセーショナルの時にもさきちゃんとデュエットダンスがありましたが、

今回のショーでもさきちゃんと二人で踊るところがあり、

同じ二人で踊っていても、この二年で関係性がこんなにも変わったのだな、ということを感じたそうです。

そして、大切に踊りたい、ともおっしゃっていました。

明日と明後日だけになってしまいましたが、

どうぞ思う存分楽しんで、大劇場というかけがえのない大好きな場所を心に刻んで、

悔いなく終われますように、

お祈り致しております。

そして、東京で楽しみに楽しみに待っております。

頑張ってください。

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