花組の次期トップコンビが発表されるというウキウキするニュースが飛び込んできて、心踊りましたが、

ふと現実を見ると、現在の雪組から、星組、花組、月組、そしてまた雪組、と、

主力メンバーの退団公演が続きます。

宝塚を退団するって、どうしてこんなに淋しいのだろう。

今、雪組東京公演で、まさに和希そらさんが宝塚ご卒業の公演の真っ只中にいます。

白い衣装で歌って踊られたもんなら、

胸がしめつけられるように痛くなり、涙が溢れて止まらなくなります。

ファンだったらもちろんのことですが、

そうでなくても、ご卒業は本当に辛いです。

スポーツ選手の引退や、芸能界の卒業なども、ファンにとってはそれはそれはショックなことだと思いますが、

「宝塚」という世界で唯一無二の劇団を卒業してしまったら、

天地が逆立ちしたってもう二度と戻ってこられないのです。

そういう世界だからこそ、

その卒業はこんなにも胸が苦しくなるのだと思います。

(スポーツも芸能界も、いざとなったら復帰が可能な世界ですからね)

これから花組、月組のトップコンビ様始め、大切な大切な仲間たちがご卒業されていきます。

とっても悲しいですが、二度と観られない宝塚での集大成の舞台を、

改めて一目も見逃さないようにしっかりと自分の目に焼き付けたいな、

と、改めて感じている今日この頃です。

ご卒業後も皆さん大活躍されていて嬉しい限りですが、

やはり宝塚の世界とは「別物」だと感じてしまいます。

私はやはり「宝塚の世界」が大好きです。

ご卒業される皆様、

どうぞ、世界で唯一無二の世界である宝塚で、最後まで思い残すことなく、悔いなくパフォーマンス出来ますように、

そして晴れやかにご卒業の日を迎えられますように、お祈り致しております。

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