関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

マイティー、せおっちは果たして間に合うのか。




先日の「二番手退団者に共通していること」でも少し触れましたが、


宝塚という世界は、入団して若い時から頭角を表し、


新人時代に皆に認められて、抜擢され続け、順調に番手を上げていかれる方が、


トップにたどり着かれる世界だと思います。


が、その一方で、同じように頑張っていても、なかなかうまくいかず、


その頑張りが結果として表面に表れ辛い方々がいらっしゃって、


そういう方々は得てして、ある時点から素晴らしい魅力を発揮するようになっても、


年齢(?)制限などもあり、トップまでたどり着くのは難しい世界であると思うのです。




宝塚の生徒さんは皆さん、血の出るような努力を日々されていらっしゃると思いますが、


舞台でお客様の前で演じている以上、自分の中だけで満足しているだけではダメで、


観ている私たちに、その気持ち、心を伝えられることがとても大切だと思います。


訴える力が強ければ強いほど、感動、となって伝わってくるのです。



自分の中では精一杯頑張っているが、それが、なかなか相手に伝わり辛い、


でもそれがあるきっかけで何かが吹っ切れて、


ドーン、とこちらにダイレクトに伝わってくるようになり、


そこをきっかけにどんどん素晴らしくなることがあります。



そのきっかけは人それぞれ違うでしょうが、組替えだったり、作品や人との出会いだったり。


あーさは多分、組替えがきっかけとなり、


何かが覚醒してそれまで以上の魅力が開花したパターンだと思います。


(私的にはその前から素敵でしたけどね)




マイティーとせおっちは、私の個人的な意見で申しますと、


轟悠さんとの出会いだったような気がしています。


マイティーは、「リンカーン」に出演の時の、あの死ぬ時の演技、


それまでみたこともない迫真の演技でした。


そこから、舞台のい方が変わったような気がします。



せおっちは「ドクトル、ジバゴ」の後半の演技。


気弱い青年が、独裁者になっていく演技、圧倒されました。



お二人とも、そういうターニングポイントを経て、今のご活躍があると思います。



スタートは少し遅くなってしまいましたが、今のご活躍を見ると、


これからさらにもうひとつ上の地位も夢ではないかと思います。



下の方もいらっしゃいますので、タイミング、時間との勝負だと思いますが、



どうぞ間に合いますように、少しでも、頂上のお姿が観たいです。






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