星組「RRR」舞空瞳が気になる
いろいろなニュースが入り、書くのが遅くなってしまいましたが、
2月29日、
ようやく私の初めてにして最後の星組「RRR」生舞台観劇をしてきました。
しかもやっとのことで取れた席が立ち見席。
(席じゃないやん)
今のこの歳で立ち見はきついな、と思いつつ、
しかも前の日からお腹の具合が良ろしくなくて、
3時間もつかな?
途中退席になっても仕方がないな?
と思いながらも、
でも今の星組をどうしても生で観たかったので無理を押して出かけました。
結果、もう素晴らしくて素晴らしくて、お腹の調子も足の痛さも忘れるくらい没頭出来ました、
帰りの足の軽いこと、お腹の調子もすっかり治って、
やはり宝塚は私の元気の源、宝塚無くしては生きていけないことを実感しました。
お芝居「RRR」は、大劇場千秋楽を配信で観た時より、全てが深化、進化していました。
泣くところ満載。
礼真琴さんのビームがさらにビームになっていて、
(この言い方……)
舞台狭しと暴れまわり、のた打ち回り、最高のナートゥダンスのパフォーマンスを繰り広げていました。
足を上げるところ、前観た時に180度上がっていてびっくりしたのですが、
今回は180度以上上がっていました。(キャー)
暁千星さんのラーマの苦しみもひしひしと伝わってきて、礼さんをいじめるところは「やめてー」と思うのですが、
心に秘めた想いが辛くて辛くて本当に泣けました。
相手役の詩ちづるちゃんがまた健気で美しくて、
配信では感じられなかった優しい強さをビンビン感じました。
このお二人の未来もとても楽しみになってきました。
そして何と言っても成長著しいのが稀惺かずとさん。
ラーマに捕まって拷問されるところで、
どんなに傷つけられようと
「決して仲間は裏切らない」
と叫ぶところ。
その心の底から振り絞るような演技に胸が締め付けられて涙が溢れてきました。
稀惺さん、いい役者になられましたね、
今後がますます楽しみになってきました。
極美慎さんはさらにカッコよくなられていましたし、
皆さんの進化がものすごくて大変感動しましたが、
ちょっと気になったのは、舞空瞳さん。
お嬢様が物凄く似合っていて、気品に満ち、優しさの中にも強さがある役がピッタリで素敵なのですが、
銀橋で
「私は私の道を見つけて自分で歩いていくわ!!」
と高らかに歌い上げる場面、
とても素晴らしくて感動するところなのですが、
この日は本当に心から気持ちが込もっていて、
泣きながら歌っていたのです。
そう、まるで最後を決めているかのような……
星組の次回作品が「記憶にございません」に決まった段階で、舞空さんの単独退団はないのかな?
と思っておりましたが、
まだひょっとしてその可能性も残っているのではないか、と勘ぐってしまいました。
舞空さんの美しさが、物凄いことになっていましたので……
銀橋と言えば、ショーで天華えまさんが銀橋で一人歌うところ、
美しさはもちろんですが、歌もとっても上手くなり説得力があり、
本当に光り輝いていました。
生で天華さんをしっかりと目に焼き付けてきました。
退団は残念ですが、どうぞ最後のその日まで
悔いなく男役像を観せてくださいませ。
東京大千秋楽まで、どうぞ何事もなく完走されますようにお祈り致しております。
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