関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

路線と別格の境界線は?




コロナ禍で止まっていた時計が順調に動き出して、


宝塚の明日を担う若者たちの活躍の場も随分増えてきました。



先日はクリスマスソングが発売される、ということで、


これからの路線であろう方々が発表されていました。


もちろん路線が良くて、別格が悪い、なんてことは全くありません。


舞台でしっかりと締めてくださっている方々がいらっしゃって


初めて素晴らしい舞台は成り立つ訳で、


その方々のご活躍なくしては、舞台は成り立たないわけですから。




ただ、路線を目指していらっしゃる方にとって、


まだ確定ではないでしょうけれど、


残念ながら、有望だと思われながらも


漏れてしまっている方々もいらっしゃいました。


宝塚側が、一応路線、と決める決め手は何でしょうか?



ここからは私の個人的な独断と偏見が入りますので、


読みたくない方はスルーしてください。



難関をくぐり抜けて宝塚に入られた方は、皆さん、


美貌に優れ、スタイルは良し、訓練に訓練を重ねて、


まあ得意不得意はあるでしょうけれど、


歌、ダンス、お芝居、と一応マスターされていられます。



そんな中で、この人は路線、この人は別格、


などと線を引くのは、至難の技、紙一重、


ちょっと転べば、明日は違う人が路線に、


なんてこともあるのではないか、と思うのです。



それでは、路線に乗れる方の一番大切なものは何か、


と考えたときに、いろいろあると思いますが、


私は、舞台で放つ煌めき、オーラだと思います。


もちろん、実力ありき、の上での話ですが、


いくら真面目で一生懸命で、ものすごく努力していて、


頑張っていたとしても、私たちが見えるのは、舞台の上の姿だけ。


もちろん、たゆまぬ努力の素地があっての、


舞台での輝きとなっているのでしょうけれど、


宝塚関係者も、その舞台で実力を発揮してくれなければ、


選びようもないわけです。



その輝きは、一体どこからくるのか、


それは、はっきり言って、舞台度胸だと思います。



初日など、舞台に出る前は、


誰だってものすごく緊張するでしょうし、


この場からもう逃げたい、と思うこともあるでしょう。



でも一旦舞台に出たら、いつも以上に自分を、アピールできたり、


もっと大きく見せられたり、


お稽古以上のものを出せたりする人が、


それを観ていた人たちに感動を与え、


さらには上の方の目に止まり、


路線へと繋がっていくのではないかと思うのです。



雪組トップになられたさきちゃんの度胸は凄いですよね。


シティーハンターの「ナウオンステージ」、の時に


トップお披露目の初日、ものすごく緊張したでしょう?


という話に、「それが全く緊張しなかったのよねぇ」


とあっさり言っていて、凄いな、と思いました。


それを聞いて、多分ものすごく緊張していたであろうあーさは


何も言えなくなってしまい、(そんな雰囲気でした)


きわちゃんがかろうじて、


「開演15分前までは凄く緊張していましたが、


始まってからは、無我夢中でした」


と答えられていました。


彩彩コンビだったショウちゃんも、


「さきは1期下でしたが、ものすごく度胸があって、


それに引っ張られて一緒に頑張ってこられた」


と最近どこかの雑誌でおっしゃっていました。


やはり若いときから、舞台度胸があったのですね。



縣さんも、そのように見えないのですが、


ものすごくあがり症で緊張しい、だそうで、


ドリームタイムに真彩希帆さんが、出られた時に、


自分と凄く似ているから、(あんなに舞台度胸がある真彩さんも、

緊張しい、だったのですね。びっくりです)


「とにかく舞台に出てやっちゃいなよ」とアドバイスされたそうで、


そのときから、舞台であれだけのパフォーマンスが


出きるようになったそうです。


若いからこそ、気持ちひとつで、おお化けも出来るのですね。


(シティーハンターの新人公演、楽しみにしています)



だから、今頑張っていらっしゃる若い方たちも、


ある時、何かのきっかけで、今被っている殻を破って、


緊張から解放されて、思いもよらない輝き、オーラを


舞台上で出せるようになったら、


いくらでも路線に乗れるのではないか、と思うのです。



怖がらずに思い切ってどんどん挑戦して頂きたいと思います。


それが、これから先の、未来の宝塚を


さらに発展させることに繋がっていくことになると思うからです。



若い力よ、頑張ってください。





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