東京ガーデンシアター真風涼帆コンサート｢FLY WITH ME｣初日、

観劇してまいりました。

流石、LDHとのコラボということで、

派手さが半端なく、

レイザー光線はバンバンくるし、

スモークの中に一瞬にして消えていくし、

せり上がりの高さも、大丈夫？というくらい高いし、

映像も三台駆使してどこを観ていいかわからない状態だし、

とにかく見ごたえがありました。

出だしの芹香さん、潤花ちゃんを始めとする皆さんが、

飛行機の客室乗務員になって、私たちをいざなってくださるところからして、ワクワクドキドキ全開でした。

そして、満を持して、椅子に座ったチョーカッコいい真風さんが、現れたら、もう悲鳴しか起こりませんでしたよ。

100周年の運動会の、明日海りおさんの登場を彷彿とさせるほどの、

カッコいい登場でした。

歌もダンスも、流石キレッキレでカッコいいし、

次の場面、トレインで東京を巡るところも、

ドローンを使っているのか、映像が素晴らしく、

見入ってしまいました。

チューチュートレインの、何と長くて、ピッタリ揃っていて、カッコいいこと。

その後、何と何と、｢ハイロー｣の宣伝のため、

映像に、本物の男性たちが表れました。

しかもヤンキーたちオンパレード。

この宝塚に、ですよ。いいんですか？

｢ハイロー｣のメンバーたちの紹介、ですが、

これを見れば、よく知らない方達も次の公演の予習がたっぷり出来ますね。

そして、フライング気味に、真風さんたちが｢ハイロー｣の姿でパフォーマンスしました。

桜木さんと瑠風さんは、いなかったのですが、真風さん、芹香さん、鷹翔さんの成りきり具合には仰天しました。

もうすっかり出来上がっているのですね。

しかも、天彩峰里さんのスケバン(古いか、今はレディースですか？)ぶりには、本当に驚かされました。

宝塚の娘役さんって、控えめで、可愛くて、清楚な方ばかりですが、

いざとなったら、物凄くカッコいいこういう役も

バッチリ出来ちゃうんだなぁ、と今更ながら敬服致しました。

前半は、驚きとウキウキワクワクのオンパレードでしたが、

後半、真風さんの魅力が映像でこれでもか、と映し出された後、

でもこうなるまでには、汗と涙の日々があった、という真風さんご本人主演のミュージカルとなり、

努力に努力を重ねて今がある、

そしてダサい(ごめんなさい)格好から、

一気に素晴らしいお姿へ変身、

宝塚の名曲を歌いまくり、

最後に｢丘の上のジョニー｣を歌い上げた時には、

私はもう号泣、汀夏子さんとも重なって、涙が止まりませんでした。

そして、真風さんご本人の気持ちを込めて野口先生が作詞してくださった曲を歌ったときには、

今、一体私は何を見せられているの？

こ、これは紛れもなく、綾さんと同じ、

最後に歌う曲ではないですか、と思うくらい、

最後の鐘が鳴った、とか、

もう幕は降りた、とか

どういうこと？

いまいち、受け止められなくて放心状態の中、

極めつけは、アンコールの曲　｢道｣

昔からお好きだった曲のようですが、

やはり歌詞に、

いろいろな道を歩いてきた、いろいろなことがあった、

でももうお別れ、別れてもいつまでも忘れない、愛している。

(歌詞はニュアンスです)

そして、その時に、映像で　｢花のみち｣　が表れたんです。

もうこれはそれ以外ない、と確信してしまいました。

でも、発表もされていないので、

どう受け止めて良いのやら、

もし発表されていたならば、

泣けて泣けて、納得、納得となるのでしょうけれど、

この真風さんの想い、歌たちを、どういうスタンスで受け止めて良いのか、困惑しながら終わった、というのが本音です。

でも、コンサート自体は、構成も、曲も大変素晴らしく、

思いっきり楽しめました。

これからの、真風さんの去就が、さらに注目です。

宙組の皆さん、素晴らしい舞台をありがとうございました。

もしよろしければポチっと

どうぞよろしくお願いいたします