今、LDHとコラボをする意味。
宝塚は、今までも、いろいろなところとコラボをしてきたと思いますが、
それぞれ、納得する、流石、と思うところばかりで、
宝塚の世界観が損なわれることなく、
むしろ、宝塚の魅力が何倍にも倍増する結果となっています。
でも、今回の、LDHとのコラボを知ったときには、
あまりの世界観の違いに、
本当にやるの?
と信じられない気持ちでいっぱいでした。
でも、宙組コンサートでの、あの宣伝具合を見て、
宝塚とLDHの本気度を感じました。
「清く正しく美しく」の精神からはほど遠い、と思われる「ハイロー」の世界観。
お互いの利益となるとしたら、
LDH側としては、
もうすでに大人気の作品に
さらに、美しいものが好きな人々(本来なら絶対に触れないであろう人々)に、強制的に触れさせて、
外見とは違って、案外その精神が、美しく、感動的だ、という事を知ってもらうためなのかな、と。
そして、大切な人や自分達の街を命がけで守ろうとする、その世界観が、
案外、宝塚と共通するところがあるのではないかを、知ってもらうため?
外見からは、絶対に足を踏み入れないであろう、食わず嫌いな世界でも、
案外一度触れてみると、良かったりするものなのかな、と。
そして、宝塚側からすると、
本当に今まで関わったこともない世界の人たちを演じることにより、
従来のイメージを覆すほどのインパクトを与えることが出来る。
もう、完璧に出来上がっている究極の男役像の極みの真風さん率いる宙組が、
それに挑戦することによって、宝塚ではまだまだこんなに違ったものまで出来るのだ、という事を証明出来る。
しかも、外見から受ける印象はまるで180度違うけれど、
中身に通っている熱い思い、大切な人を守りたいという精神は、
奥深くで、美しい宝塚の世界観と繋がっている、という事を知ることが出来る。
きっと、お互いに、よい影響を与えあって、
映画も、舞台も大成功するのではないか、と思っています。
いや、心からそう願っています。
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