男役のトップになる基準も、

その時その時で違い、

実力、性格、時期や、タイミングなどいろいろあり、大変難しいですが、

娘役トップになる基準は、

もっと曖昧で、難しい、と感じています。

久しぶりに、「ドン・ジュアン」を観まして、

やはり名作で、主演の望海さん始め、

出演者達の熱量が物凄くて、

今更ながら、のぞさんのさよなら公演で、

皆が「ドン・ジュアン」をもう一度、と切に願っていたのが納得させられる作品だと思いました。

彩風さん、永久輝さん、香綾しずるさん、煌羽レオさん始め、男役さん達の演技も素晴らしかったですが、

その中でも、娘役の有沙瞳さんと彩みちるさんが素晴らしくて、

大変感激しました。

2016年のこの時点で、こんなに出来上がっているこのお二人が、

なぜ、いまだにトップ娘役になっていないのでしょう。

チャンスは、幾度となくあったと思います。

それなのになぜ？

あれから、お二人はさらに実力を磨いて、さらに素晴らしい娘役さんになっています。

劇団側の都合もいろいろあるのかもしれませんが、

実力、華共に、こんなに素晴らしいお二人を、

どうぞ今からでも是非、考えて頂きたいと切に思いました。

娘役の旬は、短いのかもしれませんが、

まだ、間に合うのではないかと。

どうぞ、ご検討を、よろしくお願い申し上げます。

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どうぞよろしくお願いいたします