月組人気、すごいですね。

コロナの影響もあり、東京はまだしも、

大劇場は、なかなか完売とまではいかない今の状況の中で、

二作品続けて、チケット完売となりました。

月城さんがトップになった途端、

今までの月組の負のイメージを一掃して、

五組の中でも、大人気の組へと変貌しました。

雪組育ちの、仲間と協力してやっていく精神と、

月組本来の、個人個人でしっかりと作り上げていく強さが、

上手い具合に組子全員に浸透して、

とても温かくも、レベルの高い舞台が出来上がっていると思います。

これも、実力派のトップコンビ、月城さんと海乃さんが、

ぶれずにしっかりと皆を引っ張ってくださっているお蔭かと思います。

月城さんがトップに就任してからは、作品にも恵まれ、

順調な滑り出しですが、

これから、少し不安なことが………

「ダル・レークの恋」を拝見しました。

私は生でペペル暁さんバージョンを観ているのですが、

テレビでペペル風間さんバージョンを初めて観ました。

流石に芝居上手で、言葉の一つ一つに説得力があり、

素晴らしいペペルでした。

ありちゃんが抜けた後も、しっかりと月組を支えてくれるだろうと、安心もしました。

が、最後のフィナーレになって、

ちゃんと上手いんですよ。

歌はもちろん、ダンスだってとても素敵です。

でも、やはり、ありちゃんのような明るいオーラ、

動き出すと回りまで引き込んで太陽のような明るさ満載になる、

あの独特なショースターのありちゃんのような陽の雰囲気が欠けているというか、

ありちゃんが抜けてしまう穴は、

ちょっと大きいかな、と、思ってしまいました。

鳳月さんは、太陽キャラだと思いますが、

月城さんも、風間さんも、月キャラだと思います。

月組だからいいんですよ。

落ち着いていて、包容力があって大人の魅力で素敵です。

一本物のお芝居だったら、その魅力を存分に発揮できるでしょうが、

ショーとなると、今まで、ありちゃんに相当頼ってきたので、

どうなるのでしょう？

「ダルレークの恋」を観て、ちょっと、そんな要らぬお節介なことを思っていました。

でも、これからも、月組人気はさらに続くでしょう。

まずは「グレート・ギャツビー」

私も、楽しみに拝見したいと思います。

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