珠城さんの塩対応について
珠城さん、美園さん、その他の皆様、
宝塚ご卒業、おめでとうございます。
トップさんの退団公演は、組子みんなが一致団結して、大好きなトップさんをお見送りしよう、と、ものすごく熱が入っているので、どの箇所、どの場面を観ても迫力があり、隅々まで行き届いていて、心に迫るものがありました。
ありちゃんの 「もどれよ」 は、本当に鬼気迫るものがありましたし、(特にありちゃんは、前に観た時より、明らかに発声が変わっていて、しっかりとしたセリフ回しで役そのものになっていたことに、大変驚きました)
鳳月さん、月城さんも、さらに気持ちが込もっていて、感動致しました。
でも一番驚いたのは、美園さんの、「はい」 三連発。
お芝居の中で、「はい」 と言うところが三回あったのですが、それが、全て違い、悲しく震えたり、嬉しく弾んだり、いろいろ、その場の感情を、その短い言葉で、全てを表していたので、大変驚きました。
最後になって、素晴らしい演技者になったなぁ、と感慨深く思いました。
さよならショーも、今まで観てきた作品が出てきて、懐かしく、思い出深く、珠様の歴史を今更ながら感じさせて頂きました。
最後のご挨拶も、ご立派に話され、同期との話では、涙も見られましたが、苦しい時も辛いときも、本当に頑張ってこられて、月組をこんなにも素晴らしい組に育てられたことは、本当に素晴らしいことだったと思います。
珠様の、美園さんに対する、いわゆる 「塩対応」 が、ブログの中でも、いろいろ話題になっていますが、確かに、最後くらいは、きちんと美園さんにも感謝を伝えて欲しかった、と思いましたが、
前にも、その場では 「愛しています」 と大告白をしておきながら、実は、、、 ということもありましたので、
うわべだけの言葉を並べても、という気持ちもあります。
あまり宝塚を観たことのない私の娘が(お盆でたまたま家に帰ってきていたのです)、一緒に配信を観ていたのですが、本当に一般人の意見ですが、
「本当に実際に仲が悪かったら、ああは言えないよ。むしろ、本当に仲が悪かったら、ありきたりの感謝、かなんかを言っているんじゃないかな。あれは、信頼していて、大切に思っているからこそ、言える言葉、態度だと思うよ。」
と社会人らしいことを言って、「なるほど」 と思いながら、
娘も、厳しい社会に揉まれて、随分大人になったなぁ、と
ちょっと違うことを考えていました。
確かに宝塚をあまり知らない人でも、その感覚は伝わるのだなぁ、と思いながらも、やはり、もうちょっと優しくしてくれても良かったんじゃないかしら、と思った千秋楽でした。
退団された皆様が、これからも、素晴らしい未来を歩まれますようにお祈り致しております。
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