関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

何を求めて、何を観るのか



上田久美子先生の記事が、話題になっていますね。



宝塚で座付き演出家をなさっていた先生には、


宝塚を否定するようなことは、言って欲しくなかったです。


ご自分の主張と、宝塚の方針が食い違ってきた、

 (いや、最初から違っていたのもしれない)


としても、宝塚で培った技術なり、経験なりは、


今の上田さんの根本となり、礎になっているでしょうから、


それを踏まえて、さらに大きく羽ばたいていって欲しいです。



演者が誰一人知らなくても、


シェイクスピアシアターや、蜷川幸雄作品は


大好きで、ほとんど全部観ましたし、


いつも身が震えるほど感動して帰ってきました。



何を求めるか、と言えば、


やはり「感動」なのですよ。



シェイクスピアシアターでやるシェイクスピアは、


演者に有名な人はいないけど、


絶対に間違いはない。


蜷川幸雄さんの演出したものは、


本当に何にも代えがたい感動がある。


これも、演出への推し、ですかね……



上田先生の作品にも、毎回、本当に感動しました。


それは、演者も命をかけてまで演じているからこそ、成り立つものであって、


演出だけでも、演者だけでも、成り立たないものなのですよ。



どんなに素晴らしい演出でも、


演じる人がポンコツだったら、全く持ってして、成り立ちませんし、


ちょっと作品は?でも、


それを表現する人たちが、物凄い迫力で演じれば、


こちらにまで、感動の嵐となって届くのです。





私は、大切なお金を払って観に行くものは、


やはり、感動、というお返しが欲しいと思っています。




上田さんの演出は、これからもきっとさらに素晴らしくなるだろう、と思っていますので、


是非とも頑張っていただきたいですが、


その、上田さんの作品を観に行きたい、と思うこと自体も、


上田さんを推している、ということなんだと思います。



そんなこと、切り離せないですよ。



作品が素晴らしいことへの感動と、


演者が、贔屓が命がけでやっている感動、


どちらも甲乙つけがたいほど、すごいことです。



感動のある毎日が、幸せです。







もしよろしければぽちっと

どうぞよろしくお願いいたします