雪組「海辺のストルーエンセ」のポスター画像が出ました。

海辺に佇む一人の青年医師、

飛びっきりの美貌ですが、

どこか淋しげで、心を鷲掴みにされました。

朝美絢さんの魅力は、

もちろん、他を寄せ付けない圧倒的な美しさ、

人を一瞬にして虜にしてしまうその目力、

美しさの中に醸し出す品の良さ、優しさ、だと思うのですが、

それ以上に、お芝居、歌、ダンスなどを観てもわかるように、

表現力の素晴らしさ、だと思っています。

うわべだけではないのです。

内面の奥底から滲み出る美しさ、表現力が素晴らしいのです。

この一枚の画像から、

哀愁、悲哀、諦め、達観、などがありありと感じられ、

見ているだけで、彼の人生を想像してしまって、涙が出てきてしまいます。

それくらい、この一枚のポスターには見るものへのインパクトがあります。

たった一枚のこのポスターの静止画から、

見るものに、これだけの想像を掻き立てさせる表情を出来るのは、

流石としか言いようがありません。

やはり、あーさは只者ではない、すごいです。

先行画像が、上に上り詰めていく勢いのある野心に満ちた表情だったのに対し、

(その中にも人生を達観している部分もあり、複雑な表情でしたが、これも素晴らしかった)

今回のポスターは、そのあとの全てを終えた時の表情なんじゃないかな、と想像しています。

指田先生の演出がどのようにされるのか、大いに期待しています。

本当に楽しみです。

今、演じている春児の面影はどこにもなく、むしろ真逆を行くこの振り幅に、

今さらながら、あーさの凄さを改めて感じています。

今から、上演を、指折り数えて、楽しみに楽しみに待っております。

まずは、東京公演「蒼穹の昴」が、無事に千秋楽まで完走できますように。

お身体に気をつけて、頑張ってください。

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