第6の組誕生?
最近、あまりに素敵なスターさんが多過ぎて、
5組では足らず、宙組が誕生した時のように、
第6組目を作ったら良いのではないか、なんてことを聞いたことがあります。
あまりのスター渋滞のため、
実力、華、オーラなど、全てが素晴らしい生徒さんたちでも、
運やタイミングや、もろもろの事情でトップまでいけないのって、
なんか、とても悲しい気がしています。
でも、「専科」が、第6組目ですか?という勢いで、
素敵なスターさんたちが集まってきていますよね。
そこで考えたのですが、「専科」さんだけで、定期的に素敵な公演をやりましょうよ。
前に、「スター専科」という物があった時代がありましたが、
各組の二番手さんたちを一同に集めて、各組に出演させて、
トップさんが、退団される順番に、専科から二番手さんをトップスターへ、
という流れだったように記憶しています。
人事の合理性からしたら、大変良いアイデアだったかもしれませんが、
(トップスターのどなたが先に辞めるかわからないので、退団が決まった組から、今一番出来上がっている二番手さんをトップにするという)
でも、人道的、心情的には、全くもってして非情なやり方だったように思います。
宝塚という世界は、どれだけ組子との信頼関係があるか、どれだけ頑張ってトップさんになったか、をすぐ近くで見ているからこそ、生まれる尊敬、憧れ、この人のために頑張ろう、という気持ちが芽生えるのであって、
そういう方がトップスターになられるからこそ、組の統一、団結力がさらに増すのであって、
割りきっているIT起業の人事じゃないんだから、
こういう形は、まるっきり、この宝塚の世界には合わなかった、と思います。
(当たり前ですよね)
この形式は、自然となくなっていった、と記憶しています。
ところが今、
いろいろな状況が絡み合って、専科に素晴らしいスターさんたちが集まってきています。
(もちろん、現在在籍の方たちも素晴らしい才能のある方たちですよ)
二番手羽根を背負ったり、相当な実力者たちがたくさん集まってきているので、
各組に特別出演するだけではもったいない。
幸いなことに、宝塚は自前のホールを持っています。
バウホールは、使う時以外は空いているので、
この小劇場を使って、
専科さんたちで、
少人数の、濃密な、質の高い、極上な、皆が楽しめる作品をやっていただけないでしょうか?
第6の組、とまではいかないでしょうが、
クオリティ的にも、集客的にも、お客様の満足度的にも、
絶対に成功すること間違いなしだと思います。
まあ、脚本家、演出家さんたちの不足問題はありますが、
また、優秀な人材を募集するとかして、
そういう新たな試みをして頂けると、
専科が姥捨て山、などというけしからん言葉は出てこないと思うのですよね。
宝塚という世界は、良くも悪くも限りのある世界です。
今、輝いている生徒さんたちを大切にして、
どうぞ思う存分、生徒さんたちを、生き生きと輝かせる方法を考えて頂きたい、と切に願っております。
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