関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

第6の組誕生?




最近、あまりに素敵なスターさんが多過ぎて、


5組では足らず、宙組が誕生した時のように、


第6組目を作ったら良いのではないか、なんてことを聞いたことがあります。


あまりのスター渋滞のため、


実力、華、オーラなど、全てが素晴らしい生徒さんたちでも、


運やタイミングや、もろもろの事情でトップまでいけないのって、


なんか、とても悲しい気がしています。




でも、「専科」が、第6組目ですか?という勢いで、


素敵なスターさんたちが集まってきていますよね。


そこで考えたのですが、「専科」さんだけで、定期的に素敵な公演をやりましょうよ。





前に、「スター専科」という物があった時代がありましたが、


各組の二番手さんたちを一同に集めて、各組に出演させて、


トップさんが、退団される順番に、専科から二番手さんをトップスターへ、


という流れだったように記憶しています。


人事の合理性からしたら、大変良いアイデアだったかもしれませんが、


(トップスターのどなたが先に辞めるかわからないので、退団が決まった組から、今一番出来上がっている二番手さんをトップにするという)


でも、人道的、心情的には、全くもってして非情なやり方だったように思います。


宝塚という世界は、どれだけ組子との信頼関係があるか、どれだけ頑張ってトップさんになったか、をすぐ近くで見ているからこそ、生まれる尊敬、憧れ、この人のために頑張ろう、という気持ちが芽生えるのであって、


そういう方がトップスターになられるからこそ、組の統一、団結力がさらに増すのであって、


割りきっているIT起業の人事じゃないんだから、


こういう形は、まるっきり、この宝塚の世界には合わなかった、と思います。


(当たり前ですよね)


この形式は、自然となくなっていった、と記憶しています。




ところが今、


いろいろな状況が絡み合って、専科に素晴らしいスターさんたちが集まってきています。


(もちろん、現在在籍の方たちも素晴らしい才能のある方たちですよ)



二番手羽根を背負ったり、相当な実力者たちがたくさん集まってきているので、


各組に特別出演するだけではもったいない。


幸いなことに、宝塚は自前のホールを持っています。


バウホールは、使う時以外は空いているので、


この小劇場を使って、


専科さんたちで、


少人数の、濃密な、質の高い、極上な、皆が楽しめる作品をやっていただけないでしょうか?



第6の組、とまではいかないでしょうが、


クオリティ的にも、集客的にも、お客様の満足度的にも、


絶対に成功すること間違いなしだと思います。


まあ、脚本家、演出家さんたちの不足問題はありますが、


また、優秀な人材を募集するとかして、


そういう新たな試みをして頂けると、


専科が姥捨て山、などというけしからん言葉は出てこないと思うのですよね。




宝塚という世界は、良くも悪くも限りのある世界です。


今、輝いている生徒さんたちを大切にして、


どうぞ思う存分、生徒さんたちを、生き生きと輝かせる方法を考えて頂きたい、と切に願っております。









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