潤花のミュージックサロン、観たかった
久しぶりに宙組「カジノロワイヤル」を観まして、
ああ、タイムリミットは近付いているのだな、と感じざるを得ませんでした。
6月11日の大千秋楽に向かい、明らかに宙組の舞台は大いに盛り上がり、
組子一人一人が、退団者のために持てる力を振り絞り、熱い熱い舞台を繰り広げていました。
流石、コーラスの素晴らしいこと、組長さんの何とかっこいいこと、
潤花ちゃんの眩しいばかりの満面の笑顔、
そして、何と言っても、真風さんの、組子や舞台を愛おしそうに見つめる目が光っていて、
ああ、もうすぐ最後なんだ、と泣けてきました。
退団者の皆様、とても輝いていて、
この最後の舞台に全てをやり尽くそう、という気持ちがひしひしと伝わってきて、感慨無量になりました。
でも、ふと、どうして潤花さんの単独のミュージックサロンがなかったのだろう、と思い、
こんなに素敵な笑顔の可愛い潤花ちゃんのミュージックサロン、観たかったなあ、という気持ちにかられました。
四作で退団ということで、短かったから?
いや、三作退団でも朝月希和さんや華優希さんのように、ちゃんとやっています。
でも、考えてみたら、彼女たちは単独退団だったのですよね。
単独退団の場合、退団公演の大劇場と東京公演の間にやっていたのです。
トップと一緒に退団する場合、
退団公演の前に、トップさんが、リサイタルショーをやる裏で、
トップ娘役がミュージックサロンをやる、というのが一般的でした。
真風さんは、大きなショーを二回やりましたが、どちらも潤花ちゃんも一緒に出演していました。
大きなショーというのは、会場も早くから取らなくてはなりませんし、
多分、随分早くから決まっていたのでしょう。
宝塚側は、出来れば、潤花ちゃんを芹香さんの相手役に、と計画していたのではないか、
と今さらですが思ってしまいました。
だから、突如の潤花ちゃんの退団決定に、あわてて、急遽、春乃さくらさんに白羽の矢が立った、
トップコンビ発表が随分遅れたのも辻褄が合います。
そして、急だったから、潤花ちゃんの単独のミュージックサロンも出来なかった、
そういうことだったんじゃないかと、改めて思いました。
最後に、素敵な潤花ちゃんのミュージックサロン、観たかったですが、
今回の舞台で真風さんの隣で、キラキラと光輝いているお姿を拝見すると、
やはり、これで良かったのだな、と心から納得することが出来ました。
潤花ちゃんにとって、二人といない、無二の相手は、真風さんだったのですね。
本当に素敵なお二人でした。
大千秋楽まで、どうぞ無事に完走出来ますように、お祈り致しております。
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