関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

今後、このようなことが絶対に起こりませんように




また文春に宝塚の記事が出てしまった様です。


私は、文春に課金をするつもりは全くありませんので、詳しい記事の内容は全く読んでいませんが、


宝塚ブログの記事はいつも読ませて頂いております。



その中で、今回の宙組生徒さんの自死問題についての記事を読ませて頂きまして、


もちろん全てが事実として捉えているわけではありませんが、


やはり、あり得る、と感じることがありましたので、ここで語りたいと思います。



まず、世の中が、どんどん変わりつつある中、


昭和時代から比べると、まるで天地がひっくり返ったかのように変わってきている、と感じる現在、


いつまでも、昔ながらの価値観とか、当たり前とか、こうあるべきとか、をまだひたすらに守っているのが宝塚の世界だと思います。



いまだに、昭和時代から続く、昔ながらの根性論とか、上下関係とか、絶対服従論とか、がはびこっている世界なのだな、ということです。



コンプライアンス重視の世の中になってきて、スポーツ界でも、芸能界でも、その他の業種でも、


ハラスメントはもちろんのこと、勤務時間なども改善されてきつつある中、


宝塚の世界だけが、取り残されてしまって、いつまでもいつまでも昔のままのやり方で行われてきた、というのが、一番の問題であったように思います。


外の影響を受けない素晴らしい花園、のイメージは本当に素晴らしいのですが、


あまりに閉鎖的過ぎて、一体世の中がどう動いているのかが、わからなくなっているのではないでしょうか?


最近やっと働き方改革、などと叫ばれて、少しずつ取り入れつつありましたが、本当に遅すぎました。



今回、多分初めて、と言えると思われる、外部からの専門家(心のケアの)を入れる、ということを、理事長様が決断してくれて、本当に画期的なことだと感じ、心から嬉しいと思いました。


閉鎖的な中だけで生きていると、もうその価値観しか赦されない、その他のことは考えてはいけない、と押さえつけられて、


逃げるとか、休む、とかいうことさえ考えられなくなってしまって、もちろんそんなことを口に出してもいけない雰囲気になってしまったのではないか、と思うのです。



常日頃から、第三者の逃げ道を作ってあげていたら、このような悲惨な結果にはならなかったような気がして、残念で残念でなりません。



今までも、伝統、と称して、上級生から下級生への厳しい厳しい指導が行われていたのでしょう。


それを、皆さん耐えて耐えて、頑張ってきて、それが正しいこと、そうして繋げていくことが美徳である、と心から信じて疑わずに、そうやってきたのだと思います。


生徒さんたちは、誰も悪くありません。


そうやって芸の道をただひたすら信じて突き進んできたのですから……



でも、もう時代が変わったのです。


宝塚だけ、昭和の根性論、人情論、をやり続けようと思っても、


それに違和感を持ち、付いていけない人たちがたくさん出てきているのです。


それは決して悪いことでも何でもなく、一個人が幸せに楽しく生きる権利として、とても必要なことだと思います。




これからは、内部の価値観だけではなく、


外部の価値観を持った専門家の方々のお知恵をしっかりと受けて、


宝塚も思いきって変わっていく時期ではないでしょうか?



どんなに苦しくとも、それを言葉に出来ない、相談する人も内部の人しかいないから解決が出来ない。


ひたすら我慢して努力し続けるしかない、でも、それも限界がきてしまう……



そんな悪循環のような気がします。



もっと早くにこういう専門家にきて頂いて、何の躊躇もなく相談出来る環境を整えてくださっていたのなら、


もしかしたら、礼真琴さんが、公演途中で無念にも降板せざるを得なくなるという最悪のパターンも回避出来たのかもしれません。


どんなに強靭な力を持っていると思っても、皆さん、うら若き一人の人間です。


機械じゃないんですから、一杯一杯で、もうこれ以上は無理、と思う時もあるでしょう。


そういう時にこそ、何のしがらみも忖度もない、相談出来る相手がいる、と思うだけでも、どんなにか心の支えになることでしょう。



これからは、絶対にこのような悲劇が起こらないように、準備を万全にして、生徒さんたちの心に寄り添って頂きたいと思います。



ご家族、特にご一緒に住んでいられた(?)妹様が心配で心配でなりません。


どうぞ気を確かに持たれて、心も身体もゆっくりと休まれてください。









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