宝塚を良くする提案
もう、いい加減文春記事にはうんざりです。
隠蔽している宝塚もどうかと思いますが、
それを暴いて鬼の首を取ったかのように書き立てる文春もどうかと思います。
宝塚もこの辺で、昭和的な古き体質を一掃しなくてはいけませんよね。
今までのことを真摯に反省して、この先、宝塚がどのように変わっていくのが良いのか、
それを受け入れる私たちも変わっていかなければいけないのですよね。
私は、完璧昭和の人間ですから、
「血の滲むような努力」や、
「何があっても負けない根性」が大好き人間でして、
今、そういうことを求めてはいけない、むしろ良くないこと、
「誉めて育てろ」が主流になってきている時代になってきていることはわかっているのですが、
必死に毎日毎日努力を重ね、
出来ないことも出来るまで諦めずにやり通す根性が素晴らしい宝塚の生徒さんたちを見て、
いつも涙が出るくらい感動して、心の底から応援したいと思ってきました。
それは、決して変えなければいけない悪いことではないと思っています。
むしろ、絶対に無くさないで欲しい宝塚の良きところだと思っています。
音楽学校だって、本当に規則正しく、まるで軍隊のように一糸乱れず、厳しく統率されているのが、
物凄いことだと、いつも尊敬の目で見ておりました。
遊びたい盛りのこの若い子たちが、自分の目指す道に向かって一心不乱に邁進している姿が、眩しくて眩しくて、
後光が差しているように美しいと感じていました。
でも、今の時代、ファンももうそういうことを求めてはいけないのですね。
ファンも変わらなければ、いつまでも生徒さんたちも変われない。
いや、今でも、努力、根性は本当に素晴らしいこと、
何があっても絶対に失って欲しくない美徳だと思っています。
私がはっきり言って必要がないと思うのは、
反省文を何回も何回もノート一杯に書かせることや、
予科顔をしなければならない、なんてこと、
すごく遠くにいる上級生にまで大声で挨拶をしなければならない、なんてこと、などなど。
そんなことに神経と時間を使っているくらいなら、
芸を磨いて、自分を向上させることに使って欲しい。
先輩に対する敬意や、最低限の規則、挨拶などは人間としてもちろん必要ですが、
理不尽過ぎる決まりなどは全く必要ないのではないですか?
人がやったことの責任を全て一人に負わせるとか、
また反対に一人がやったことを連帯責任にするとかは、
もう要らないと思います。
個人個人、自分に責任を持って、失敗したら反省してこれからはそうならないように最大限に努力する、
それでいいのではないでしょうか。
悪かったことは自分が一番わかっているのですから、
皆で寄ってたかって8時間も叱るなんていう非効率な時間の無駄なことはもうやめましょうよ。
こうやってひとつひとつ見直して、
「意味がない」と思われる悪しき風習を取り除いていきましょう。
長き伝統があるので、なかなか短期間では出来ないかもしれませんが、
時間はかかるかもしれませんが、思いきって、
今までの無駄な時間をなくして、その分、自分磨きの時間に当てられたら、
さらにさらに素晴らしい舞台を作り上げることが出来るのではないかと、とても期待しております。
作品や役に対するディスカッションをもっともっとして、
わからないことは先輩たちにどんどん聞いて、一人で悩まず、コミュニケーションをたくさんとって、
隠蔽ではない、開放する人間関係を構築していきましょう。
そうすれば、ますます楽しく宝塚生活を送れるようになると思います。
稚拙な私からの提案ですが、少しでも良い方向に向かっていってくだされば幸いです。
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