宙組問題、遺族の代理人弁護士が会見、遺族のコメント
今日「ミヤネ屋」で、宝塚宙組の自殺について、遺族の代理人弁護士の方々の会見が放送されました。
以下は代理人弁護士の方がおっしゃった内容になります。
「本公演の俳優としての仕事と、新人公演の長としての激務のため、
毎日朝9時から夜中の12時までのお稽古と雑務に追われて、睡眠時間は三時間しか取れず、
お休みの日も新人公演の演出家との打ち合わせや衣装の準備など休む暇もなく、
普通なら長の期8人くらいで行う新人公演の仕事をたった二人でやらなくてはならず、
しかも責任ある立場だったために肉体的にも精神的にも限界だった。
本来なら上級生がサポートしなければならない中で、暴言を吐かれてパワハラが行われた。
演出家も何もサポートしなかった。
月200時間を優に超える労働時間は、労災と認められる。
上級生からの暴言も、厚生労働省の告示によってもパワーハラスメントに該当するということは明らかであると考える」
そして「遺族側の要求」として
歌劇団、阪急に対し、
①安全配慮義務違反を認めること
②謝罪
③被害補償
を求める、ということです。
そして最後に、ご遺族の方のコメントを載せておきます。
「劇団は娘が何度も何度も真実を訴え、助けを求めたにもかかわらず、それを無視し捏造隠ぺいを繰り返しました。
25歳という若さで生きる道を閉ざされ、奪われてしまった娘の苦しみを考えると胸が張り裂けそうです。
常軌を逸した長時間労働により、娘を極度の過労状態におきながら、見て見ぬふりをしてきた劇団がその責任を認め謝罪すること、そして指導などという言葉では言い逃れできないパワハラを行った上級生がその責任を認め謝罪することを求めます」
先程ニュースに、雪組の一禾あおさんの全日程休演のお知らせが出ました。
劇団が真摯に向き合い、嘘偽りなく認めて心から謝罪をしてくださることを願ってやみません。
そして、今後このような悲しい事が絶対に起こりませんように、
労働時間含め、根本からの改革を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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