不謹慎ですが……
少し前の話ですが、宝塚の生徒さんたちもたくさん出ている雑誌「Lee」に聖乃あすかさんがご登場されました。
「心に残る言葉」が掲載されているのですが、
皆さん素敵な言葉を載せられていていつも楽しく拝見させて頂いております。
皆さん宝塚の方々は、いい刺激をもらいながら舞台に立っているのだな、と感動しています。
聖乃あすかさんは、新人公演の主演をやった時にあまりに大変で、もう出来ない、と思ったそうです。
そんな時に本役の明日海りおさんから言われた言葉で、
「苦しい時は、そういうことを全て通り過ぎてきた先輩たちの背中を見なさい、皆そういう苦しさを通り過ぎて今がある」
というようなことを言われて、
苦しいのは自分だけではないのだ、皆そういう苦しみを通り過ぎて今があるのだ、と勇気をもらい、乗り越えられたそうです。
トップオブトップ様のお言葉はとても重みがありますね。
そしてその雑誌に、ご家族のこともたくさん書かれてあって、
皆さんご存知のように妹さんは先日月組をご卒業された水城あおいさんですよね。
弟さんもいらっしゃるようで、お父様、お母様皆様ご家族が本当に仲がよく、温かいお幸せな様子が手に取るように伝わってきました。
本当に理想的な素晴らしいご家族で、こちらまで嬉しくなってしまったのですが、
ふと、大変不謹慎で申し訳ないのですが、
宙組の亡くなられた生徒さんのご家族もこんな風に仲良く幸せだったのではないかと、思い出してしまったのです。
本当に申し訳ありません。
聖乃さんには何も関係ないのですが、何故だか亡くなられたご家族が頭に浮かんでしまって、
理由もなく泣けて泣けて仕方がありませんでした。
こうな風に幸せだったであろうご家族が、
あっという間に悲劇のどん底に突き落とされてしまったお気持ちを考えたら、もう居ても立っても居られなくなってしまったのです。
本当に聖乃さんには全く関係ないのに、こんな想像をしてしまってごめんなさい。
やはり今回の宙組の自死の問題は、自分の中で、それ程大きな位置を占めていたのだな、と思わざるを得ませんでした。
考えれば考えるほど、やりきれない切ないことで、
時が経ってもまだまだ気持ちが癒えません。
一ファンの私ですらそうなのですから、ご遺族の方々の悲しみは想像を絶すると思います。
歌劇団に国からも調査が入っているようですが、
どうぞ、ご遺族の皆様に寄り添って、劇団も改革して欲しいと改めて切に願います。
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