100期の有望株として、早くから注目され、

新人公演も、トップを切って主演をしたのに、

いつの間にか、風間さん、聖乃さんに先を越され、

気がついたら、少し遅れをとってしまった形となってしまいました。

でも、最近の極美慎さんは、しっかりと自覚されてきたのか、

本公演のお芝居でも、ショーでも、

目を見張るほど男らしくなり、たくましく、カッコ良くなられて、

ますます期待したくなる存在になってきています。

満を持して、バウ公演主演をすることになりました「ベアタ・ベアトリクス」

その配役が出ました。

だいたい想像通りでした。

妻のりジーには小桜ほのかさん。

今回は見事に波線上になりました。

お二人のコンビは、何度か見ていますが、とても素敵です。

りジーも大変難しい役だと思いますが、

ほのかちゃんなら、立派に演じてくださるでしょう。

画家の友達、才能あるれるエヴァレットは、やはり天飛君でした。

とても楽しみです。

そして、何より、主人公ロセッティ、

妻を心底想っているのに、才能や妬みに苛まれ、

浮気をしまくり、妻を失ってしまい、

そのことでまた自分で自分を責めて、苦しみ嘆き、

そういう中から作品を描いていく、という、何とも難しい役。

今までに出会ったことのない、複雑な役だと思いますので、

それをどうやって表現していくのか、

きっと、悩み、もがかれることもあると思います。

でも、苦しめば苦しむほど、

この役と同一化されて、むしろ素晴らしい人物像が出来上がるのではないか、と

大いに期待しております。

この貴重なチャンスをものにして、

この役を通して、

大きく大きく飛躍されることを、

願っております。

頑張ってください。

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