関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

「凍てついた明日 ボニーとクライド」観ました




98年の雪組バウ公演「凍てついた明日 ボニーとクライド」観ました。


まず、スタイリッシュで、カッコいい。


クライドの香寿たつきさん、


スーツにハットがバッチリ決まっていて、


カッコいいのなんのって。


ボニーの月影瞳さんも、この年代のオシャレな服装が似合う、似合う。


ベレー帽をかっこよく決めていて、本当に美しい。



この、粋でスタイリッシュで、かっこよくて、明るい感じ、


さきちゃんとあやちゃんの御披露目にピッタリだと思いました。





でも……でも……ですよ。


この内容、


自分が思っていたのと、ちょっと違っていて、


本当にこれが御披露目でいいのかしら?


と思ってしまいました。




悪党で、どうしようもない悪で、その場、その場で生きたいように生きる、


それはいいのですよ。



この時代、そういう生き方しか出来なかった、


明日のことなんか考えないで、今この時を、思いっきり楽しく生きる、


それも100歩譲ってわかる、としましょう。



でも、どうしても引っかかってしまったのが、


ボニーとクライドは、お互いに、心から愛し合っていない、というところなんです。



私は、この作品、と知ったとき、


犯罪者だけれど、お互いが死ぬほど愛し合っていて、


どこまで堕ちていっても、二人なら本望、


というスタンスだと勝手に思っていたので、



実際に観てみたら、お互いに忘れられない人がいて、


(ボニーは元夫、クライドは元の彼女)


その人を、胸に思いながらも、


犯罪を犯しながら二人(仲間もいますが)で旅をするのです。




トップ御披露目公演でやるのでしたら、プレでも、


そこのところは、相思相愛でいて欲しかったです。



今回は、演出も、音楽も、全く別の先生がなさるので、


前とは、別物になるかもしれませんが、


出来れば、相思相愛でお願いします。


(なんて言ったら物語が変わっちゃうのかな?)




出演者を、今の雪組に当てはめて想像しながら観ていました。


ジェレミー役の安蘭けいさんが、とてもかっこよく、


歌あり、ダンスあり、で大活躍でした。



そらちゃんをイメージしていたら、ピッタリでした。



安蘭さんと、そらちゃん、お二人で「凍てついた明日」の歌も歌っていましたしね。



今回は、曲は変わるのかもしれませんが、


振り分けも楽しみです。





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