今日18時からの宙組新人公演の

上演時間が発表されましたね。

良かった！！

これで無事に新人公演が開催されそうです。

待ちに待った久しぶりの新人公演。

どうぞ、思いっきり気持ちをぶつけて、

楽しんで舞台に立ってくださいね。

舞台は、同じ作品であっても、

生身の人間がやるので、

ひとつとして同じ舞台はなく、

日々違っていて、その違い、変化、進化、を観るのが

生観劇の醍醐味だったりします。

2014年花組で行われた｢エリザベート｣は、

今でも忘れません。

明日海りおさんのトップお披露目公演であり、

娘役トップの蘭乃はなさんの退団公演でもあり、

これを最後に雪組へ組替えとなる望海風斗さんの、

花組最後の公演であり、

専科から、抜群の歌うま北翔海莉さんを向かえて、

その時にしか集まれない最強のメンバーでの

素晴らしい｢エリザベート｣でした。

明日海さんも、ご挨拶で、

｢今、この時、この瞬間にしか出会えることが出来ないメンバーで、

最高の作品を出来ることが、何より幸せです｣　

とおっしゃっていたのを、昨日のことのように覚えています。

本当に、舞台というのは、｢一期一会｣

終わってしまったら、もう二度と同じものは観ることが出来ない、

大変貴重な空間です。

元々、そういう舞台を、

今、さらに、コロナという得体の知れない病気が、

私たちの大切な舞台を、容赦なく奪ってしまっています。

今回の、星組全国ツアーのように、

それは、予想もせず、突然やってきます。

前の日まで、笑顔で、

｢また金沢で会いましょう｣　と言っていても、

急に公演中止、という残酷なことに。

私達観る側でも、このショックは大変なものなのに、

演じている方々にとっては、計り知れないほどの痛手だと思います。

どうぞ、お心とお身体を大切になさってください。

そして、

こういう時だからこそ、

公演が出来る、公演を観られることが奇跡よりも凄いことで、

その出合い、｢一期一会｣　を、

今まで以上に大切に大切に感じる日々です。

これから先も、

公演を観られるという奇跡の出合いは、

何年、いや何十年経っても、

心の中に生き続けて、私達の生きる希望となりますので、

星組の皆さん、今はお辛いでしょうが、

またパワーアップして戻られるのを、

楽しみに楽しみに待っております。

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