「さきさんが隣にいるだけで、安心して、緊張しなくなりました。いい変化を感じています。相手役がどれだけ大切で貴重で、自分自身の心の支えになっているかということを凄く痛感しています」

大きな声で、

「感謝してます」

これは、先日の「カフェブレイク」で、夢白あやさんが語ったことです。

中井さんが、

「トップ娘役になって、何か変わったことはありますか？」

という質問に、

「この立場に立たせて頂いて、変わったことというのはあまりないのですが」

と前置きしてからのこの言葉でした。

今までどれだけ一生懸命、必死に頑張ってきたのでしょう。

与えられたどんな役にも、誠実に努力して、完璧を求めて、大いなる皆からの期待に応えようと、

とにかくがむしゃらに進んできたのではないでしょうか。

トップ娘役になると、さらに期待に応えなくては、とか、

相手役に付いていくためにさらに頑張らなくては、と思うのが普通だと思います。

でも、夢白さんには、そんな気負いのようなものは全くなく、

温かい大きな彩風咲奈さんの隣で、安心しきって思う存分楽しんで、舞台に立っているような気がします。

「ライラックの夢路」と「ジュエル・ド・パリ」の、あの生き生きとした、まばゆいばかりの輝きを見ると、

本当に心身ともに充実していて、素晴らしいです。

コンビになったときに、彩風さんから言われたこと、

「毎日、毎公演、役によってもいろいろな色に変化できるトップコンビでありたい、ということをおっしゃって頂いているので、新鮮さを大切にして、ひとつに決めることなく一緒に歩ませて頂けたらいいな、と思っております」

とおっしゃっていました。

彩風さんとのコンビも、これからどのように進化していくのか、ますます楽しみになりました。

今回の「カフェブレイク」はなんと、

1111回目、ということで、1並びに手を叩いて大喜びしていました。

次の公演が全国ツアー、ということで、

あちこちたくさん回るのが初めてだそうで、

当日移動とかもありそうなので、

実は準備が遅いらしく、とても不安で心配だそうです。

(テキパキ早く出来るときと、ぽーっとしてしまうときがあるらしく)

でも、頑張ります、とおっしゃっていました。

とてもハードなスケジュールで、本当に大変そうな全国ツアーですが、是非とも頑張ってくださいね。

可愛らしいお人柄が窺える、とても素敵な「カフェブレイク」でした。

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