関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

トップへの道。




宝塚の生徒さん総人数400名以上だと思いますが、


その中で、トップさんになることが出来るのは、たったの5名だけ。


どんなに実力があっても、誰よりも努力していても、


その時の運とかタイミングとか、作品とか演出家とか、


いろいろな条件が揃って初めて、


トップという輝かしい地位につけるのだと思います。



もちろん、それだけが最高のゴールの形ではないとは思いますが、


(人それぞれ自分を輝かせる場所は違うと思いますので、全員が全員、というわけではもちろんないですが)


やはり、夢見て入った宝塚で、最高の地位、トップさんになることは


誰しもの夢ではないかと思います。


そのために、辛いお稽古も、究極の自己抑制も、


楽しんで出来ているのだと思います。




中には、意図せず、自分が思いもしないほど早く


劇団から推されて、戸惑いながらもトップになり、


回りからは、すごい抜擢でいいね、と、言われながらも、


本人の中では苦しんで苦しんで、でも最後、辞めるときには、


爽やかな気持ちで、


「やはり宝塚という世界は素晴らしかった、


最高だった、やはり宝塚が大好きです。」


と言って退団することが出来る。


宝塚とはそういう、苦しいことも全て素晴らしいことに変えることが出来る、魔法のかけられた世界、のような気がします。



若い時から、御曹司として大切に大切に育てられて、


でも無理はせず、ちょうど良いタイミングで、


皆さんの反感を買わないように、トップさんになられる方、


劇団の深い深い愛情を感じます。



その反面、実力はあるのに、なかなかゴーサインが出ず、


足踏み状態で、同期生のさらに実力者を上にふられてしまう場合や、


組替え組替えで、苦労に苦労を重ねてようやく、


トップへの道にたどり着く方、などなど、


いろいろな方がいらっしゃいますが、


やはりトップさんになられる方は、皆さん、


向上心があり、実力があることはもちろんですが、


性格が謙虚で、回りの人たちのことをいつも大切に思っていて、


気配りがものすごくあり、物事を大きく捉えられることが出来る素晴らしい方々だなぁ、と感じます。



退団されてから、いろいろなメディアで


そのお言葉を目にすることが多くなりまして、


嬉しい限りなのですが、その望海風斗さんが、


こんなことをおっしゃっていました。



「誰かのせいにしているうちは、絶対にチャンスは回ってこない、

つまずいた原因は自分にある。そう考えているうちに、壁にぶつかっている最中でもきっと乗り越えられる、と自分への信頼が少しずつ高まっていった。」 と。


辛い時期もおありだったでしょうが、


自分で自分を鼓舞しながら、


トップへの階段を上っていかれたんですね。



やはりトップさんになられる方は、本当に素晴らしいなぁ、と


のぞさんの記事を読んで思ったことを書いてみました。





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