関東のアダムのブログ

半世紀以上、宝塚大好き、子育てで中20年くらい抜けていますが、また返り咲いて全組応援しています。特に雪組朝美絢様推しです。どうぞよろしくお願い致します。

星組 舞浜アンフィシアター公演初日 観てきました

いやー、素晴らしかったです。


礼さん、トップ何年目ですか?


もうすでに円熟期に入っている?、何もかもが完璧に出来上がっていて


火のうちどころがない、実力も貫禄も申し分ない。


これがトップになってまだ1年半ちょいしか経っていない人の


コンサート公演とは思えない、本当に驚いています。


礼さんは、根っからのショースターですね。


歌もダンスも、超一流、というのは、十分過ぎるくらいわかっていましたが、


そのクオリティーとパフォーマンス、笑いの取り方、


臨機応変、変幻自在のお姿に、


もうなにも言うことはありません。脱帽です。


素晴らしかったです。



とここまで書いて、後は中身に触れますので、先に内容を知りたくない方はスルーしてください。




とにかく構成が素晴らしかったです。特に第一部。


ボレロの音楽にのせて礼さんが丸盆から出てきてかっこ良く心を込めて歌う。


ベートーベンの熱情を織りまぜながら名曲を。


しっとりとしていて、素晴らしかったです。


皆でにぎやかな場面から、瀬央さん(カッコいい女姿)とのデュエットダンス。


な、なんとリフトまである。


その後お二人での話があるのですが、ダンスからの一連の流れが、


とっても素敵で、この二人って、礼さんがトップになってから、


別箱をいつも離されていましたよね?


それが、ようやく会えた的な、暫く会っていなかった初恋の人と


やっとめぐり会えた的な雰囲気が漂っていて、萌えました。


その後、ひっとんともお話するのですが、これまたかわいいエピソードで、


きゅんきゅんしました。


この場面のゲストは、日替わりだそうですけど。


そして、星組88周年、ということで、星組トップさんたちのメドレーになるわけですが、


最初の、峰さを理さんを追悼して歌われた数曲は、本当に感動して、涙、涙でした。


ノバボサノバの、真帆しぶきさんがスクリーンに写った時も涙、涙でしたが、


礼さんの歌声が美しくて切なくて、今まで、お芝居からの歌で泣いたことは何度もありましたが、


歌だけ聴いてこんなに泣けた、というのは、本当に初めてでした。


そして、また皆で盛り上がって、一部最後は


なんとベートーベンの熱情をバックに、礼さんおひとりでのダンスから、


最初の名曲に戻り、しっとりと幕。(幕はないんですけどね)



本当にやられました。



ここまでで、今日のチケット代のもとは十分取れました。


いや、倍くらい払ってもよい、と感じました。



一部は、真実の愛、をテーマに、第二部は、夢、がテーマでした。


ここで、礼さんのお笑い部門が発揮されました。


冴えない出来損ないの礼さんが、雷に撃たれて、素晴らしい歌声の歌手に変貌する。


その演技と、へたな歌が、面白くて面白くて、変貌した後は、本当に見事でしたが。


二部は宝塚以外の歌もたくさん歌われ、特にディズニーのメドレーは


ものすごく楽しかったです。


ありのまま、も歌ったのですが、礼さんの音域の幅の凄さに


度肝を抜かれました。ただ音域が広い、というだけでなく、


感情は込もっているし、低音は深く温かく、高音は、透き通るような美声で、


本当にこの人の歌は素晴らしいな、と感じました。



舞空さんも可愛くて可愛くて、活躍されていました。


天寿さんも、さすが、しっかりと全体をしめていましたし、


音咲さんもダンスや素敵な歌声で素晴らしかったです。



ごめんなさい、星組の下級生の方は、良く存じ上げなくて、名前がわからないのですが、


ファントムを礼さんと一緒に歌った娘役さん、とってもお上手でびっくりしました。


男役さんも皆さんかっこ良くて、(面白いし)、星組にはカッコいいショースターさんたちが、


いっぱいいるんだな、と、本当に大満足して帰路につきました。


雨もいっぱい降っていたけど、本当に舞浜、最高でした。



たくさんの感動をありがとうございました。



後少し、余談。


二部の最初、礼さんが歌いながら手を動かすと、後ろの映像


(今回、映像がふんだんに使われていて、どれもとても効果的でした)


の炎が、手の動きの通り動いて、すごい迫力で素晴らしかったです。


炎を操る人、みたいで、ものすごくカッコ良かった。


雪組のファイヤーフィーバー、ちょっとハードルが高くなるぞ、と、


雪担としては、心のなかで少し心配しました。(ナンテね)



とにかく、星組「VERDAD」何度でも観たい最高の作品でした。