神奈川県民ホールの、花組「Fashionable Empire」を生観劇してきました。
相変わらず、「みなみの羽根」は、とても元気でした。
バサッー、バサッーと音をたてて大きく揺れていました。
他の人は、大きな羽根がひとつにまとまっているのに、
マイティーの羽根は、
一本一本の羽根の間が、隙間だらけになっていて、
「これ、千秋楽までもつ?」
と、心配になるくらいでした。
でも、もうすっかり慣れた位置での大羽根は、
貫禄さえ感じられるくらいに、さらに大きく見えました。
帆純さんと、一之瀬さんの抜けた穴は大きく感じましたが、
時に、上級生の方々が、大人っぽい雰囲気にしてくれたり、
若返って、下級生たちが頑張っている姿が、なんともいじらしく、
とても楽しめました。
マイティーと一緒に、女役で、踊るところ、
帆純さんは、本当に美しく、妖艶で、
マイティーが溺れていくのがわかるなあ、
という感じでしたが、
代わりに演じた侑輝大弥君は、
物凄い迫力で、有無を言わせず、マイティーを虜にしていく感じがものすごかったです。
同じ場面でも、演じる人によって、
こんなにも印象が違うんだ、と、改めて思いました。
私は、どちらも個性的で魅力的で、大好きでした。
全国ツアーの楽しみのひとつ、
ご当地アドリブですが、
デザイナーのところで、ひとこちゃんが、まどかちゃんに、
「いいよ、いいよ~、いい~よ・こ・は・ま!!」
と、言っていました。
マイティーもどこかで、大きい声で、「よこはま!!」と、言っていたような……
そして、センターが聖乃さんで、若い人たちだけで、踊るところの最後で、
聖乃さんが、決めポーズよろしく、セクシーな声で、
「小籠包~~」
と、言っていました。
笑いが起きていましたが、
カッコ良かったあ……
18時30分の部だったのですが、
最後のれいちゃんの挨拶で、
今回の全国ツアーで、初めての夜の部だったそうで、
「この時間のお客様は、なんと、すごいパワーなんでしょう。
そのパワーにこちらも力をもらいました」
というようなことをおっしゃっていて、
確かに、開演の挨拶の時の拍手から、手拍子、最後の拍手まで、
今まで聞いたことのないような爆発するほどの拍手の音に圧倒され続けました。
すごかったです。
こんな拍手の音を聞いたのは、
彩風さんのプレお披露目の「ヴェネチアの紋章」を相模原で観た時以来だったような気がします。
あの時も、彩風さんへの拍手が凄かったなぁ……
花組への、柚香さんへの思いがたくさんたくさん詰まっている拍手に感じました。
最後まで、どうぞ完走出来ますように。
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